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子どもの歯磨きの磨き残しのリスクは?磨き残しが与える影響とは?

歯磨きは毎日する大切な習慣です。子どもには正しい歯磨きの習慣を身につけてほしいですよね。ですが小さな子どもはまだ上手に歯磨きができず磨き残しが数多く残ってしまうことが現実だったりします。

実は、磨き残しをそのままにしておくと虫歯の原因だけでなく、子どもの歯や体に様々な影響が出てしまいます。そして、その影響は大人になってもずっと続いていくことをご存知でしょうか?

今回は磨き残しのリスクとその影響、対策についてまとめました。正しい知識と歯磨きの仕方で子どもの大事な歯を守ってあげましょう。

磨き残しが与える影響とは?

磨き残しは虫歯の原因の中でも最大の要因となっていきます。

子どもの乳歯は大人の永久歯に比べて柔らかい歯質のため様々な成分を吸収しやすくなっています。

ですので、食べかすや糖分などが多く残っていると小さな虫歯菌が繁殖し口中にあっという間に拡散してしまいます。

乳歯はエナメル質も薄くもろく、成分の吸収が早いため虫歯の進行もとても早く進んでしまいます。

また、乳歯の時から虫歯のある子どもは永久歯に生え変わってもすぐに虫歯ができてしまう傾向があることが分かっています。

虫歯ができてしまうのは偶然でも何でもなく、虫歯ができるための環境や生活習慣ができて上がってしまっている事実があります。

せっかく虫歯を治療しても、唾液や口内の環境を改善しない限り虫歯は繰り返しできてしまいます。

また、磨き残しがあると子どもでも口臭の原因にも繋がっていきます。

歯の表面は、きれいな白色でも永久歯が生えて抜けた乳歯を見ると内側は茶色くスカスカになっていたということはよくあることです。

磨き残しが子供の歯に与えるリスクとは?

磨き残しをすることにより以下の4つのリスクが生涯に渡り高まってしまいます。


日本は先進国の割にオーラルケアに対する意識が低く、歯医者に行かず虫歯を放置する大人はとても多いのが実情です。

予防歯科を国家プロジェクトととして高い意識で取り組んでいるスウェ-デンでは、子供の頃から予防歯科の考え方を取り入れて素晴らしい実績を残しています。

日本人の70%が虫歯予防が大切だと考えているもの、実際に行動に移し実行している割合はわずか25%程度と非常に少ないことが実情です。

食べ物を食べるために物を噛む「咀嚼(そしゃく)」と寿命には密接な関係がある言われており、高齢者になっても自分の歯でしっかりと物を噛むことができる方は、長生きしているとのデータも公表されています。

日本歯科医師会による啓発活動である8020運動(80歳でも20本の歯をキープすることを推進する運動)など高齢者に対する意識づけは行われてはいますが、オーラルケア先進国と比べるとまだまだ遅れをとっているのが現状です。

最悪虫歯は死に至ることも

虫歯になるだけでも嫌ですが、虫歯を長年放置し続けていると虫歯菌が歯の神経を伝って体へ移り、血流に乗って全身に広がってしまいます。最悪のケースでは、脳に細菌が入り死に至ってしまうことも世界各国で報告されています。

恐怖を煽るつもりはありませんが、虫歯リスクのイメージは未だに軽くもっと危機感を持つ必要があると個人的には感じます。

子どもの頃から虫歯のある子どもは当然大人になっても大きくリスクを引き継ぎます。


子供の将来の歯を守ってあげるためにも、出来る限り早いうちからオーラルケアに対する高い意識を持つように協力してあげましょう。

最近は、予防歯科という虫歯になってからではなく、なる前の予防を積極的に行うことが推奨されています。

磨き残しを減らす方法ってあるの?

そもそも磨き残しをブラシのケアだけでなくすことが出来るのでしょうか。答えはノーです。

歯ブラシだけのケアでは目に見えていない食べかすや奥歯の汚れまで全てしっかり落とすことはできません。これは子どもだけでなく大人にもいえることです。

歯磨きは磨き方や力の入れ具合も大切になります。

日頃の歯磨きは怠らずしっかり行い、半年に1度は定期的な健診を受け磨き残しのチェックや、口の中健康状態を見てもらいましょう。

もし、磨き残しが多く日々のブラッシングに問題がある場合、磨き方の指導もしてもらえます。

大人が歯科に通う姿を見せて検診を受けることは当たり前なのだと子供に認識させること大切な親の仕事です。

【自宅で簡単にすぐできる!】子どもの磨き残し対策とは?

子供の磨き残し対策は、必ずしも歯医者に行く必要はなく自宅においtも行うことができます。

ここでは、自宅でできる子供の磨き残し対策を紹介します。

対策1:磨き残しをチェックするには歯垢染色剤が1番!

 

毎日の歯磨きの磨き残しをチェックするには、歯科検診でも使用される歯垢染色剤(染め出し剤)を使うことで簡単に行うことができます。

歯垢染色剤を使うことで歯磨き粉前、歯磨き後のプラークの付着量や付着部分を確実に把握することができます。

歯磨きが習慣化してもほとんど手癖で機械的に行っていることも少なくなく、磨き残しが起こりやすい場所の傾向を掴むことができます。

歯垢染色剤は、歯医者に行かなくてもドラッグストアや通販サイトでも安価に購入することができますので定期的に磨き残しチェックを行ってあげるようにしてください。
市販のおすすめ歯垢染色剤
丹平製薬株式会社 こどもハミガキ上手


  • タイプ:液体タイプ
  • 内容量: 69ml/180ml
  • 価格:390円(税抜)/780円(税抜)
ドラッグストアやスーパー等で簡単に購入できます。
1回分約3mlを口に含ませ、くちゅくちゅして吐き出すだけで簡単に使えます。染まり度合は、錠剤や塗布タイプよりも薄いですが手軽に使えるのでおすすめです。いちご味なので楽しんで使用してくれます。

 

吐き出す時に、付き添ってあげないと赤い水が洗面所に飛び散り大惨事になるので、使用する際は必ず付き添ってあげることをおすすめします。

株式会社広栄社  クリアデント


  • タイプ:錠剤タイプ
  • 内容量:12個入り  
  • 価格:270円
錠剤を噛み砕き舌で歯に伸ばして使用するタイプの染色剤です。吐き出す必要がないので、水の飛び散りによる汚れが生じにくいです。使いやすい個包装タイプです。アマゾンに製造元の広栄社の出店ページがあります。
Ci プラークチェッカー


  • タイプ:液体タイプl
  • 内容量:ミニボトル5ml、通常ボトル50ml
  • 価格:ミニボトル250円前後〜通常ボトル650円前後
キシリトール配合、ストロベリーフレーバーで子供でも使いやすい歯科専売品の染色液です。歯科専売品ですが、ネット通販で購入可能です。
綿棒等に数滴つけたものを歯全体に塗布して使用します。
歯科でも使用しているタイプなだけあってはっきり染まりますが、誤って爪や指先についた場合色が取れにくいので扱いに注意が必要です。歯に直接塗るのを嫌がらないお子さんでしたらおすすめです。

対策2:デンタルフロスの使用もおすすめ
歯ブラシでは届きにくい、歯と歯の間の磨き残しを落とすにはデンタルフロスの定期的な使用もおすすめです。かかりつけ歯科で、歯磨きの後毎日使用するよう指導されているので愛用中です。

小林製薬「糸ようじKIDS」

  • 内容量:50本
  • 価格:540円
ドラッグストアやスーパーのデンタルケアコーナーで大人用よりも小さめの子ども用糸ようじが市販されています。歯磨き後使用してみると、想像以上に歯の間に汚れが残っていて驚きますので是非取り入れてみてください。
対策3:磨き残しOKの歯磨き粉を使用する
2015年にウィステリア製薬から発売されたブリアンは、世界でも非常に珍しい磨き残しOKの歯磨き粉です。


これは、ブリアンの歯垢除去や虫歯菌の除去をブラッシングに頼るのではなく、BLIS M18という特殊な善玉菌を用いることで実現しているためです。

体に対して有害な殺菌剤や子供の歯を削り取る研磨剤も用いることなく虫歯の原因となる歯垢や虫歯菌を除去する高い効果が認められています。

歯ブラシにブリス菌を含んだブリアンを塗り、歯を擦るのではなく菌を広げるようにブラッシングをするだけで虫歯の原因の歯垢と虫歯菌に直接作用します。

従来のフッ素キシリトールなどの成分が虫歯に対して有効性があることは間違いないです。

厚生労働省も効果をハッキリと認めて推進しています。ですが、この2つの成分は、虫歯菌に直接作用することができません。

そのため、ブラッシングや研磨剤、殺菌剤を混ぜて磨き残しのリスクを減らす必要があるのです。

歯磨きを嫌がる子どもの口の中を磨き残しがないように隅々磨き上げるのは至難の技です。少し高めの商品ですが、子供受けも使い心地も抜群ですのでぜひ一度試してみてください。

ブリアンに関してのより詳細な情報は関連記事をご覧ください。

子供の磨き残しについてのまとめ

日頃の磨き残しの予防は歯磨きのケアだけでなく食事面の見直しも必要です。だらだらと間食をしていたり甘いジュースやお菓子をたくさん食べる子どもは虫歯の進行やできる年齢も早くなってしまいます。

デンタルケアも大切ですが食生活にも注意しましょう。出来る限り、親子共にストレスを感じないように予防ができれば最高ですよね。

ケア商品も子どもにとって安全で使い心地のいい商品を是非使って上げて下さい。