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子供の虫歯予防の基礎知識!子供の初期虫歯を防ぐためのポイント!

毎晩泣き叫び、逃げまわる子供を必死で抑えて、やっとのことで捕まえたのも束の間、歯ブラシを口に入れた途端に再起動をしてまたまた大パニック、、、こんな戦いを毎晩続けてる親御さんも多いと思います。

ですが、こんな努力も虫歯を目視で確認した瞬間、子供の定期検診で虫歯の判定を受けた瞬間、すべての努力が泡になる徒労感に襲われます(涙)

日々の戦いを無駄にしないためにも、子供を虫歯や歯医者さんの痛みや恐怖からしっかり守ってあげるためにも虫歯についてもう一度正しい知識を復習してみませんか?

このページでは、子供の虫歯のメカニズムや初期虫歯について、はじめての虫歯を作らせない方法などを調べてまとめて見ました。

子供の虫歯の1番始めの原因は?

お母さんのお腹の中で成長し、無事出産に至った子供の口の中に虫歯が存在していることは100%ありません。でも、早い子では乳中切歯(にゅうちゅうせっし) と呼ばれる下の前歯が生える6ヶ月くらいから前歯の周辺の歯が生えそろう1年間に虫歯ができてしまう子供もいます。

この時期に赤ちゃんに起こる大きな変化は、完全ミルクのママは別として母乳から離乳食への移行です。多くの育児に関する情報サイトを調べてみても生後6ヶ月頃から離乳を始めるお母さんが多いようで、厚生労働省より発表されている「授乳・離乳の支援ガイド」にも離乳の開始時期として妥当なのは生後5,6ヶ月頃と書かれています。

子供の虫歯の原因の始まり、子供の虫歯リスクの始まりはこの離乳期から始まります。
母乳は特に虫歯になりやすいって聞いたけど?
育児サイトや育児に関する質問サイトを見ていると「母乳をいつまでも飲ませていると虫歯になりやすい」「母乳は特に虫歯になりやすい」との情報を見かけます。

実は、この情報はまったくの誤情報だということが分かっています。

夜中の授乳が磨き残しと同じ作用を与えることで虫歯の原因になりうることはありますが、特に母乳だから虫歯ができやすい科学的なエビデンスはありません。むしろ、母乳に含まれる乳糖では虫歯菌のエサにならないと主張する専門家もいるくらいです。
子供に与える食事が母乳であろうと離乳食であろうと虫歯になる根本的な原因は同じで、いずれの場合にしてもしっかりしたオーラルケアをすることが子供の歯を虫歯の脅威から守る近道になります。

虫歯の根本的な原因とは?

子供の口の中に虫歯ができる根本的な原因は、無菌状態で生まれる子供の口の中に虫歯の原因菌が入り込むことから全てが始まります。極端な考え方になりますが、口の中に虫歯の原因菌であるミュータンス菌が入らなければ虫歯になることは絶対にありません。ですが、それを防ぐことはほぼ不可能です

次に、もう1つ虫歯にならない方法があります。

それは、虫歯のエサである糖分を摂らないことです。後ほど、解説していきますが、虫歯の原因菌であるミュータンス菌は砂糖などに含まれるショ糖をエサとして食べ、排泄物(代謝物)として酸を出すようになります。これも極端な話しになりますが、虫歯菌に大好物である糖を与えなければ虫歯になることはありません。人工的な糖類を摂っていない野生の動物に虫歯がないことからもこの考え方が正しさを納得することができます。

これまでの2つの話をまとめてみると虫歯の根本的な原因が見えてきます。
@口の中に虫歯菌が生息していること
A虫歯菌にエサである糖類を与えること
この2点が重なると虫歯という病気が発生し、症状が段階的に進行していきます。

このように虫歯の根本的な原因まで遡ってしまうと、虫歯を原因の根本から防ぎきることは至難の業に感じてしまいます。

初期虫歯を防ぐにはどうしたらいいの?

子供の歯を虫歯の脅威から守るための1番の近道は、初期虫歯を作らせる前、初期虫歯が進行し始めた段階でいかに進行を食い止めるかがキーポイントになっていきます。
子供の虫歯、大人の虫歯に関わらず虫歯は次のステップを通り進行していくと言われています。
虫歯の進行7つのステップ

1・健康でまったく問題のない健康な歯

2・空気で歯を乾燥させた場合、歯の表面が白濁して見える

3・目視で白濁が確認できる

4・虫歯菌の進行により歯に穴が空く

5・歯の内部(象牙質)にまで穴が広がる

6・歯の深部(歯髄:歯の神経)まで進行しさらに穴が拡大

7・歯の根っこや重症の場合顎の骨にまで到達(骨膜炎)

2005年より日本口腔衛生学会による虫歯診断基準がC0〜C5までの5段階から7段階に引き上げられた「ICDAS(アイシーダス)」という国際的な虫歯探知の統一評価システムが採用されています。

今までは、虫歯菌によって歯に穴が開けられた段階から虫歯と認識していました。ですが、実際には穴が目視で確認できる以前から虫歯の進行は進んでおり、より明確に初期の進行を定義付けたものがICDAS(アイシーダス)になります。

このうちの1〜3の初期症状を初期虫歯と呼び、白く目立ちにくい上に痛みの自覚症状もないために気付かずに中期虫歯に進行してしまうケースがほとんどです。

初期虫歯により歯の表面が白濁している時点で、虫歯が進行する用意が整った口腔環境であることは揺るぎのない事実です。このステップ、またはこのステップに入る前にいかに虫歯菌の進行を止めるかが虫歯予防の最大のポイントになります。

子供の初期虫歯を防ぐには?

それでは、虫歯菌が歯の表面を酸で溶かしてしまう前に虫歯菌の進行を止めるにはどうしたらいいのでしょうか?
自宅での親御さんによるホームケアから歯医者さんによる本格的な治療までたくさんの虫歯予防対策が開発されていますが、どれもすべて根本的な目的や方向性は同じです。

虫歯を予防するための基本的な考え方は以下のポイントに集約されていきます。
  • 虫歯菌による酸の発生を防ぐ
  • 歯の主成分となるカルシウムやリン酸を補強し再石灰化を促す
  • 歯そのものを強化する
  • 虫歯菌そのものを除菌する
大人用、子供用に関わらずフッ素がほとんどの歯磨き粉に含まれているのはこれらのポイントを幅広く満たしているとされているからです。(フッ素の効果には賛否両論ありますが、その点は別記事で追求しています。)
オーラルケア商品は、数えきれないほど多くの種類が発売されています。これだけの商品があると一体どれを選んでいいのかが本当にわからなくなってしまいそうですですよね?

そんな時は、ここで紹介した虫歯予防の基本に立ち返れば子供用歯磨き粉に含まれた成分を見た時に、どの要素に対して効果的なのかが判別できるようになっていきます。

今回の記事で言えば、もし初期虫歯ができてしまっていても歯を修復することは可能です。歯の修復するためには、虫歯菌に対する対策をしながら歯の再石灰化を促進させる役割を持つ商品を選ぶ必要があります。

歯は、食事をする度にカルシウムやリンが溶け出す脱灰とそれらを固める再石灰化の働きを交互に繰り返しています。初期虫歯が進行した時点で、脱灰が優位の口内環境に傾いている状態と言えます。そこで、歯の再石灰化作用を補強し再石灰化優位に戻すことで半年から1年程で初期虫歯を修復することができます。

このように現在の歯を状態に合わせた目的に特化した商品を使い分けることで効果的に虫歯の予防をすることができます。

当サイトでの虫歯予防に対するスタンスは、上記のポイントの赤字で示している虫歯の直接の原因を作り出している虫歯菌そのものに根本から働きかけるアプローチをおすすめしています。特にまだ初期虫歯さえ生えていない子供に対しては、虫歯菌の増殖を防ぐ効果に特化した歯磨き粉がおすすめです・

虫歯菌自体に働きかけるアプローチを採用する歯科医や商品はどんどん増えてきていますので、興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください!
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