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大人用と子供用の歯磨き粉の違いは?一緒に使ってもいいの?

スーパーやドラッグストアのデンタルケアコーナーには、多くの歯磨き粉があり「大人用」と「子供用」のものが分かれて販売されています。

子供用歯磨き粉と大人用歯磨き粉には成分や効果など何か違いがあるのでしょうか?

子どもにはどんな歯磨き粉を使っていますか?大人用の方が効き目がありそうだし、嫌がらないから…といって大人と一緒のものを使っていませんか?

大人の方で、歯磨き粉のスースーした辛さが苦手で子供用の歯磨き粉を使いたい、、、という方はいませんか?

今回は大人用と子供用の歯磨き粉の性質や違いをまとめてみました。

子どもの歯を守ることは大人の役目。

子どもに合った歯磨き粉を使って正しい習慣が身につくように磨いてあげましょう!

乳歯と永久歯の違いとは?

子どもの歯を乳歯、大人の歯を永久歯と呼びますが違いはなんでしょうか。

歯が生えるとその下で5年〜7年ほどかけて永久歯が成長します。永久歯の成長に個人差はありますが成長すると乳歯の根元が徐々に溶かされ抜け落ちて生え変わっていくのです。

歯はエナメル質と象牙質、神経からなりますが永久歯に比べて乳歯はエナメル質、象牙質ともに量が少なく2分の1以下です。柔らかいのが特徴で歯磨き粉の成分はもちろん、口から入る色んな物質を吸収しやすいのです。

特に、乳歯時期はエナメル質が不完全で虫歯になりやすいうえ、できてしまった虫歯は進行が早いです。いろんなものを食べ始める2歳〜3歳ごろは特に注意が必要な時期になります。今まで気を付けていたのに3歳児検診で虫歯を指摘されたという方も非常に多く見られます。

虫歯になる手間の「虫歯予防」のケアを各家庭でしっかり行うことが将来の歯の健康状態に差をつけます。

甘いお菓子やジュースを小さい頃からよく食べたり飲んだりしている子どもは、いくら歯磨きをしていても虫歯の発症年齢が早い傾向があるようです。

大人用と子供用歯磨き粉の違いは?

歯磨き粉には大人用と子ども用がありますが違いは一体どこにあるのでしょうか?


■違い1:味

 


まず1番分かりやすい違いは味です。

子ども用・・子どもが好みそうな甘めの味(イチゴ・オレンジ・フルーツミックス・ソーダなど)

大人用・・磨き終わって爽やかさが残るようなすっきりとした味(ミント・ハッカ系の清涼感のある味)
子供から大人へ成長していく中で味覚の好みはどんどん変わっていきますので、多くの歯磨き粉メーカーが子ども用には多くの子供が大好きな甘くておいしい味を、大人用には使用後に口の中がすっきりとするミント系の味を採用しています。

大人の中でもミント特有の辛くてスースーした味が苦手で子ども用歯磨き粉を好んで使用している方もいます。
■違い2:目的

 

次の違いが歯磨き粉を使用する目的と配合成分の違いです。

子供用歯磨き粉の目的と特徴
主に歯磨きの習慣づけ口の中を清潔に保ち虫歯を予防することを目的としています。

歯質強化のフッ素やキシリトール、BLIS M18など、子供の歯を虫歯菌から守るため成分が充実しています。

子供用歯磨き粉は、エナメル質が不完全で虫歯になりやすい乳歯の虫歯予防に重点を置いたものが多く、子供が好みの甘い味になっているという特徴があります。

また、未完全な歯の表面を傷つけないよう研磨剤が含まれていないか微量の商品が多い傾向にあります。
大人用歯磨き粉の目的と特徴
虫歯予防の目的に加え、ホワイトニング効果や歯周病予防、歯槽膿漏予防の効果など、消費者のニーズに合わせて選択ができることが大人用歯みがき粉の特徴になります。
研磨剤 嗜好品やたばこによる着色汚れを除去
発泡剤 歯磨き時の汚れを落とす、清涼感のアップ
有効成分 口臭・歯周病・歯肉炎・虫歯・たばこのヤニの除去
コーヒーやたばこ等の嗜好品による着色悩みが多いことから大人用歯磨き粉には子供用よりも研磨剤が多く含まれています。また、大人のほうが口腔内が大きいため、発泡剤も多めに含まれています。

100人いれば100通りの口腔環境があり、人それぞれ抱える口のトラブルが違います。自分の悩みにフィットした歯磨き粉をチョイスすることはとても大切なことです。

大人用歯磨き粉には子どもにとって必要のない成分が多く含まれているものが多く、子供がうっかり飲み込んでしまうと心配な成分が入っているものもあります。子供には子供専用の歯磨き粉を使ってあげたいものです。

子どもが大人用歯磨き粉を使うリスクは?


子ども用歯磨き粉は大人用に比べてフッ素濃度が低く作られています。

フッ素には歯を強くして虫歯を予防する効果がありますが、フッ素を大量に摂取してしまうと中毒症状が出てしまいます。

チューブをまるごと1本飲み込むような日常では考えられないほどの大量摂取でしかなりませんが、自分で歯磨き粉の量の調節やうがいをうまくできない子どもが誤って飲み込んでしまったり、おやつと間違えて食べてしまう、、、なんてことも考えられます。

出来る限り子供用の低濃度の商品を使ってあげるようにしましょう。

また大人用歯磨き粉に含まれている研磨剤は歯を削って着色汚れを取る効果がありますが子どもの歯は大人の歯より柔らかく、刺激にも弱いため研磨剤で削られてしまうことがあります。

発泡剤や調整剤も子供用には本来まったく必要のない成分です。これらは飲み込まないことを前提に爽快感や使用感のためだけに配合されているのです。

大人用の歯磨き粉をうまくうがいのできない子どもに日常的に使うことは、中毒症状や消化不良、頭痛、腹痛の原因に繋がる可能性がある危険な行為と言えます。

有効成分が多いほど虫歯予防にも効果がありそうですが、すべての大人用歯磨き粉は永久歯用として出来ているので子どもには子ども用の歯磨き粉を使いましょう。

大人は子ども用の歯磨き粉を使っていいの?

結論から言うと使って大丈夫です。

ですが、大人になるにつれてエナメル質が減ってきたり、歯周炎や歯肉炎などのトラブルが増えてくるので子ども用の歯磨き粉ではケアしきれない部分も出てきます。

大人になると、虫歯というよりは歯周病等歯茎の病気が原因で歯を失う人の割合が増えてきます。

歯茎の病気は口臭の原因にもなります。できれば虫歯菌を撃退しながら大人特有の歯周病・口臭のケアもできる歯磨き粉を使うのが理想です。

歯磨きプラス、デンタルフロスや液体ハミガキを併用したり定期的な歯科でのクリーニングや検診を受ける事も大切です。

また、電動歯ブラシで毎日歯を磨いている方は、研磨剤が多く含まれていると磨きすぎで歯の表面を傷つけたり、発泡剤の泡がすぐにいっぱい泡立ち口の中が泡まみれになってしまうなんてこともあります。そんな悩みの解決に子供用歯磨き粉を使用するのも一つの方法です。

大人が子供用歯磨き粉を使う場合気を付けたいポイントは?

味は甘くても、しっかりと虫歯予防や歯垢除去効果の高い商品を選択しましょう。
もし大人が子供用歯磨き粉を使うなら、おすすめなのは今注目の善玉乳酸菌BLISM18配合のブリアンという歯磨き粉です。

味はイチゴ味でかなりおいしいのでミントが苦手な方でもばっちりです。

BILSM18は、虫歯菌の餌となる歯垢を除去する作用があり

・虫歯予防
・歯石の付着予防(歯垢除去効果によって)
・虫歯のできにくい口腔環境をつくる

という大人の歯磨き粉に最低限必要な基本機能をしっかり備えています。

研磨剤・発泡剤・界面活性剤等一切不使用なので毎日口の中に入れて使用する歯磨き粉に安全性を求める方にもおすすめです。

子どもが歯磨きを嫌がったり大人と同じものを使いたがる時は、大人が子ども用の同じものを使って一緒に楽しく磨くことで子どもは満足でき、虫歯予防や歯磨きを習慣づけることにつなげることができます。

大人用と子供用の歯磨き粉の違い まとめ

歯磨き粉選びは歯磨きの習慣づけや虫歯予防の重要なポイントの1つです。歯磨きの大切さを子どもと共有し、子どもに合った専用の歯磨き粉を探して親子で一緒に歯磨きをしましょう。

大人が子供用の歯磨き粉を使用する際には「甘い味」という点だけでなく、虫歯予防や歯垢除去がしっかり行えるものを選びましょう。

また仕上げ磨きも大人の役目です。コミュニケーションをとりながら優しく丁寧に磨いてあげましょう。歯磨きを習慣づけることは口を通して入ってくる様々な雑菌から子どもを守ることに繋がります。追いかけまわしたり嫌がったり…と大変なこともありますが根気よく子どもに伝えていきましょう!